夫婦の油断

離婚する前だったか。

義母から手紙が届いた。


「申し訳なかった」と。






しかし、

そこから先は何だか方向が違う様な内容が

ズラッと並んでいた。




そこには

「あなたもミスをした。

小さな油断がそうなってしまった。」

との趣旨が・・・。







油断って何だ？

夫婦に油断って何だ？




僕が油断してたから妻に不倫させた

と言う事か。






夫婦の間で油断って何だ？



油断しないように

夫婦であっても相手を疑い、監視の目で

過ごしていかないといけないのか。




だとしたら、

そんな結婚生活は僕に必要ない。




相手を愛し、

敬い、

信じて任せる事が夫婦だと思っていた。




確かに義母の言う「油断」をしなければ

妻に不倫されることはなかったかも知れない。




でも、これでよかった。



油断しないように監視しておかなければならない人

だったって言う事が分かっただけで

このタイミングで良かったとさえ思ってる。





だって。


自分が死ぬ間際に妻がそんな人だった

って分かる瞬間ほどショックなものはない。




やっぱり

離婚して正解だった。（笑）

相手を大切にするということ

今、妻がいるなら。


辛い過去があって離婚し、

今、大好きな彼女がいるなら。





自分の人生の全てを捧げるほどに

目一杯、愛して下さい。



僕は心からそう思う。







ツイッターで「好きな人ができました」

ってつぶやきを最近、よく目にする。




とても嬉しい。


みんな、次こそは幸せになって欲しい。


子どもがいる人は、

子ども達の思いを最優先に。


子ども達の理解や幸せがあって、

初めて自分達も幸せになれると思う。



実はこれが一番の難関かも知れない。



どんなにお互い、思いを寄せても

子ども達に祝福されなければ、

きっと自分達も幸せにはなれないと思う。



でも、

子を育てるという役目が終わるか、

子ども達と話合いをして納得してもらえれば

いいとも思う。




子ども達の気持ちを置き去りに

自分達だけの思いや感情を優先してはならない。



とても、そう思う。








今、妻がいるなら。

愛する人がいるなら。


本当に幸せをつかめるように

全力を尽くして欲しいし、

もし自分がそうならそうしたい。






ただ、

どんなに努力し、尽くし、相手を思い労わっても

一方通行だと叶わない。




僕は

今回、離婚してそう思った。






みんな全力で相手を思い、信頼し、

幸せになって欲しい。




不倫なんて

この世からなくなればいいのに・・・。

何でもない日々、頑張る日々、疲れる日々・・・が最高

シングルになって８ヶ月。

元妻が居なくなって１６か月。



子ども達と過ごす日々は大変だ。

フルで夜勤ありの仕事をし、

掃除、洗濯、買い物、ご飯の支度、片付け、

生命保険や車関係や学校の手続きに

イベントの参加など。



今年はコロナで学校のイベントも縮小されているとは言え

一人で全てこなすとなると、かなりしんどい。



でも、

幸せなんです。



子ども達と話をして、遊んで、同じ時間を過ごす。


一緒に買い物に行ったり、旅行に行ったり。



ご飯を食べたり、ケンカをしたり、温泉入ったり。



幸せだ。



身体は自分ではっきり分かるくらい

疲労で動けなくなっているけど、

毎日楽しいんです。




少し前は

「楽しいんだ！幸せなんだ！」

と、ムリに思う事で

元妻と離婚したことを「正解だった」と

思い込むようにしてた部分も実はあったかも知れません。



でも、

今はハッキリ分かる。


「離婚して本当に良かった」






ツイッターを見てると

シングルさんはみんな同じ様に頑張ってるな

っていつも元気をもらう。


「自分も頑張らなければ！！」


いつもそう思う。






この先、

僕が幸せになれるかなんて分からない。


でも、

子ども達は絶対に幸せにしてみせる。


でないと、

「それ見たことか」

と、元妻に笑われてしまう。







今は子ども達は元妻に会う気は全くなさそうだ。

本音を言えば、

もう二度と僕たちに関わって欲しくない。


しかし、

子ども達がお母さんに会いたいと言えば。

それを遮ることはしない。

してはいけない。



すれば、自分はイヤな心の貧しい人間だと思う。



でも、

僕は別れた元妻の幸せを願うような

すばらしい考えなんか持っていない。





もう一生、僕に関わらないで。

そうすれば

不幸になってようが幸せになってようが

どうでもいい。




今の子ども達との日々があって、

この先の子ども達も幸せなら、

その先で僕がどうなろうがどうでもいい。



子ども達をリッパに育てあげれば。


僕の全ての役目は終わる。





とにかく今は。

しんどく、疲れる日々だけど、

最高に幸せな日々だ。



今を楽しもう。